以前に、「癒す心、治る力」の話をしたコトがあったかと思いますが、本日の著者はその翻訳をなさった方。
わたしが治る12の力―自然治癒力を主治医にする
野口整体の提唱者の野口晴哉さんの言葉をキーワードにして、12の力を利用して病気を治すコトについて書いてあります。
病は治るものなり
何かをしなくとも自ら治るもの也
治らざるは、自分が病んでゐるから也
自分が病まねば、病は自ら去る也
それが病むということ也
との言葉を何度も何度も考えて、自らの生き方や治療に活かし、その方法を判りやすく書いてあります。
簡単に言うと、「自我」の桎梏から解き放たれて、自らの意識を開放するコトさえ出来れば、病は自ずから去っていくというコトなんでしょう。
笑いが引き起こす〈愉快力〉とか、聖なる場所に行ってその〈場力〉を得るとか、様々な方法がありますが、要するに「病気というモノは、誰かに治してもらおうという受け身ではナク、自分で自然治癒力を助けにして治る努力をするコトが大事」だというコトですね。
自分が病んでいると思う人、病んでいる人と付き合う人への、道しるべになりそうな本です。
この本を読むと、昨日のブログの事件を起こした犯人は、病んでいたのだと思うしかないかなと思います。
心の浄化は大事ですね。