2008年08月11日

訳がわかるモノしか愛せない不幸

親となれば誰もが、自分と子供とは別人格だというコトを思い知らされるモノなんですが、現代は、「自分の思い通りの子供が欲しい」という意識が強くなって来ているのかもしれません。
14歳の子を持つ親たちへ (新潮新書)
というのも、オモチャ会社の作っている人形で、こっちが呼びかけると声を出して返事をし、ほっとくと「ねえねえ、たいくつ」とか言う「プリモプエル」が、中高年の女性の間で大流行していて、この人形にいろんな服を着せて、小道具持たせて、まるで自分の子どもみたいに話しかけたり、プリモプエルのために入学式とか遠足とか運動会があって、日本全国津々浦々から、「わが子」を連れたおばさんたちが数百、数千人と集うらしいのですが、あまりにそら恐ろしいですね。

それに対して、
親にとっての子どもって、実は刻一刻と変化し、未知のものに「化けてゆく」種類の他者じゃないですか。そのような「訳のわからないもの」をそれでもにこやかに許容する
ことで、母性愛が出て来て、そのギャップを埋めるのではナク、母親が子どもに対して「訳のわかる存在であること」を要求し、母親自身の価値観や生き方を承認し、確証する役割を子どもに求めるのって、本末転倒だと思うという話があります。

ペットブームもこれに似ていて、自分の意思のままになるものなら「かわいい」けれど、訳のわかんないものは「かわいくない」、自分自身と他者との区別がつかない幼弱な部分があるという指摘は、スルドイと思いました。

例えば、お見合いとかをしても、男女とも理想を現実に合わせようとせずに、スグに切り捨ててしまう人が現実に増えているので、コレでは結婚に辿りつくのはホトンド無理。まして、子供を産むなんて、下手すると夢のマタ夢かもしれないと思うコトが度重なっているので、頷いてしまうのかもしれませんが‥‥

自分と全く同じ相手だったら、同じトコでへこんでしまって立ち上がれないのですから、相手と自分は無理に重ならなくてもイイのだと思います。無論、全くの正反対でも困りますが、人間関係というモノは、互いに相手の「ベターハーフ」でありたいと思うコトが大切です。でも、子供にそれを求めるのは、酷な話。

結局、今の子供達が問題なのではナク、その親が問題なんだと改めて痛感した本でした。
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運動会のこと【WEBの情報缶!】at 2008年08月11日 23:04
この記事へのコメント
おば様もそこまで淋しいとは・・

機械的なものに呼びかけて・・・よけいにむなしくないのかしら?

【たまごっち】も私興味なかった
Posted by 松じゅん at 2008年08月12日 09:46
松じゅんさん、どう考えてもかなり背筋が凍る様な話ですよね。

確かに、人形は裏切らないかもしれないけど‥‥
Posted by koyuri at 2008年08月12日 14:23
 
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