2008年10月01日

茶番を笑えない日本

昨日の続きを書こうかと思ってたのだけれど、大阪の個室ビデオ店で15人も死亡する火事は起こるは、昼休みに何となくTVを見てたら与党と野党が逆転したのかと思う様な大騒ぎをやってるので、あまりに驚いた。

個室ビデオ店というのは、「インターネットカフェ住民」とカブっているのかどうか、その内に判明するんだろうけど、放火した46歳の無職という男性は、類似の生活だったんだろうね。

小沢代表が所信表明演説をしたコトには、正直ブッ飛んでしまったけれど、麻生総理が所信表明演説をせずに、相手を貶す戦術に出たのだから仕方ナイかと思って聞いてたら、細田さんにもビックリした。最初は、質問じゃなくて、小沢代表を国会という場でボロクソに言って、最後の〆は出雲弁の「だんだん」で終えたのだからね。NHKへの受け狙いかどうか知らないが、マズマズの滑り出しだと思って喜んでいる朝ドラの舞台が、こんな非常識な人の選挙区だったとしたら、ガッカリ。

大学時代に訪れて、かなり好印象だった場所が‥‥正に、「ひいきの引き倒し」といった蛇足の発言でしたね。

『民主党で大丈夫か?』とはワタシも思うけど、少なくとも自民党よりは完璧にマシだと、本日の代表質問を休み時間だけ聞いていても、そう思った。

出来ないかもしれない部分もあるけれど、少なくとも「派遣労働」の監視強化は大事でしょうね。底辺を減らすコトが、最大の景気拡大策だと思うし、とにかく「他国頼みの景気対策」ばっかりじゃ、諸外国に嫌われた太平洋戦争前と同じだからね。

日本だって、一億以上の人口が居るのだから、景気拡大は内需拡大で行うべきだと思うんだけど、自民党はどちらかというと「北風」を吹かせて、「我慢しろ我慢しろ、その内にイイ事があるから」とだけしか言わないんだから、イイ加減にして欲しいよね。「オオカミ少年」よりまだ悪い。だって、殺されるのは嘘を付いた少年じゃナクて、国民の方なんだから‥‥

あれじゃ、少なくとも民主党の方がマシだって、演説を聞いた人なら思うハズ。タダ、適当に端折られると、そうだとは思わないかもしれないけどね。TVニュースを見てると、会社によってかなりニュアンスがバラバラだから。

少なくとも、二流三流のお笑い芸人で作る番組よりも、ズッと笑えたね。皆が豆鉄砲を喰らったのか、はたまた罵詈雑言の応酬だったりして、アレが国家の最高機関かと思うと、かなり笑えると共に情けなくなって来た。

こういう政治家に、ふんだんに歳費が払われていて、逆にホトンドお金も貰えずに下積みになっている人生もあるんだなって思って‥‥

「こういう日本にしたのは、教育が悪い」と言う前に、自分達の姿を直視した方がイイんだろうと思いますけどね。
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この記事へのコメント

『椿事件』

1993年9月21日、民間放送連盟の「放送番組調査会」の会合の中で、
テレビ朝日報道局長の椿貞良が、選挙時の局の報道姿勢に関して

「小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。
今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、
なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる
手助けになるような報道をしようではないか」

との方針で局内をまとめたという趣旨の発言を行う。

(ウィキペディア「椿事件」)
Posted by 210.153.84.70 at 2008年10月01日 23:19
210.153.84.70さん、何がおっしゃりたいのか、コメントには是非ご自分の意見も書かれるコトをオススメします。

コメントのしようがありませんので‥‥

一般論として、生放送ノーカット以外は、報道する会社の主観が入るコトは自明の理だと思いますが。

公正中立など、日本の社会に望むべくもナク。自民党総裁選挙で「七時のニュース」を何十分も占拠したNHKよりも問題の事件なのでしょうか?

自民党寄りの発言した場合は罰せられないが、逆の場合は問題になるという意味では、画期的な事件だったとは思いますが。
Posted by koyuri at 2008年10月02日 11:27
 
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