虚像の砦
ちなみに、昨夜の最後の話題はインターネットだともっとしっかり報道されますし。
読売新聞の10月19日付記事によると、政権発足後24日間の平均帰宅時間は、小泉元首相が午後9時7分、安倍元首相が同8時57分、福田前首相が同8時25分。これに対し、麻生首相は、午後10時54分だ。この間の夜会合は、5回の福田前首相に対し、なんと25回と5倍も多いのだ。新聞各紙の首相動静によると、会合のある店は、ホテル内の料理店や会員制バーが多い。でも、そういう話題って、TVでは難しいんでしょうね。
麻生首相の夜会合の多さは、今に始まったことではない。しんぶん赤旗の調べによると、資金管理団体が06年中に支出した飲食費は、約3500万円に上っている。2日に1回は会食している計算だ。中には、一晩で7件をはしごして約200万円を使った日もある。
イラク人質事件とか、報道への圧力問題とかが織り込まれて、実に日本の政界とTVの持ちつ持たれつぶりが良く判ります。
にしても、「一晩で7件をはしごして約200万円」とは‥‥我々には、とても見当が付きませんね。
世の中のかなり多くの人の年収をたったの一晩で使うってコトですから‥‥ナルホド、この金銭感覚ならば、ホテルのバーなんて安いでしょうね。
それにしても、このままだと本当にラジオの座を蹴とばしたTVも、インターネットに先を行かれる可能性も高いでしょうね。インターネットを規制したがる政治家の気持ちも理解出来そうですが、時計の針は決して逆戻りしませんから‥‥