経済を活性化させる景気対策として、緊急の対策っていうから、期待してても大したコトはナク。株価が上がったのは、空売りに規制がかかっただけのコトで。こうした乱高下の原因はソコにあるに決まっているのだから、そんなコト先にやっとけって話なんだけど。
だから、環境が整ったからと打ち出されたのが、国民全員への現金プレゼント、おまけにソレを貰ったからには、三年後に消費税アップするからねって言われても全然嬉しくナイし‥‥
高速代は安くなるって言われても、我が家は受験生を抱えていて、遠出はあまり出来ない上に、そもそETCのカード付けてナイから、メリットなんかゼロだし。
都会だったらともかく、タマにしか高速乗らず、窓口も空いている田舎ではホトンド待たずにゲートを通り過ぎるのに、メリットなんて見つからないからと主人が欲しがっても、却下しているので。
その上、事業用の車は割引ナシだっていうのだから、プロのドライバーは高速道路が渋滞すれば、マスマス仕事が大変になるから、仕事がキツクなるのは目に見えている。
結局、ガソリン代も下がったし、ETCも付いていて、遠くに泊まりに行ける裕福な方々が、一番メリットがあるのでしょうね。
長野県は観光県なので、多少はおこぼれに預かれる可能性もナイではナイけど、観光と全く無関係の困窮している人々には、さほどのメリットなんてナイんじゃないの。
ETCは利権まみれという話は、前からあるだけに、最終的にはその人々の懐が潤うのが目当てだったりして。
妊婦さんの検診が無料になっても、肝心の産婦人科の先生が減っているのに、大丈夫なのかしら。
下手すると、子供産めるのだって、ある程度収入があって、安定している人々しか結婚出来ないなんて、状況になっているらしいのに。
「世の中は競争」、「全ては自己責任」なんて言っても、金持ちの家に生まれた子供と、貧乏の家に生まれた子供では、人生のレールが天と地ほど違うのに。
本当に困っている人々に対して、底上げするコトこそが最大の景気対策だと思うのですが、この国のトップの方々は弱者の人々の気持ちなど全く判らないのだと、改めて思った景気対策でした。