2008年11月28日

人間関係にこそ投資が必要

かなり同じ本が続いてますが、次回あたりで終わりますのでお付き合い下さい。

◎人間関係は育てないといけない。それには大事なものが六つある。

献身的になること。コミュニケーションをとろうとすること。友情をはぐくむ努力。共通の絆としての思い出を大切にすること。互いに学びつつ成長すること。そして、互いに甘やかすこと。

友人や家族に対して、どれだけ貴方が心にかけているかを出来るだけ頻繁に伝えるべきだ。愛情や友情は人生の質を高めてくれる。だが、放っておいては維持出来ないことを知ろう。

◎双方が合意出来ることを1パーセントでいいから見つけよう。人と関わるには、共通の土台が必要である。

相手に影響を与えたかったら、同意出来ない部分を変えようとするよりも、共通する基盤を見つけた方が、相手の変化を期待出来る。

不必要な対立を避け、敵を減らし、価値あるものを失わずにすむのに有効である。

他人の良いとこを見てね同意したことだけに焦点を絞り満足すれば、困難な状況でもベストを尽くすことが出来る。

◎他の人との旅は、一人旅より時間が掛かる。そう考えて忍耐強くなろう。

貴方の忍耐は周囲の人々に利益をもたらす。よい関係を築くには、時間が掛かると知ろう。忍耐心を養うには、他人の考えを認め、共感が必要である。誰にでも、良いことと悪いことはある。自分自身の欠点を知り、自分が他の人々に忍耐を強いている可能性に気付けば、自分も他人に対して我慢しやすくなる。

全ての人間関係には、あきらめや譲歩・助け合いが必要だと認識しよう。一人旅は楽だが、苦楽を分け合える旅は楽しいものだ。

◎友人の成功を喜べてこその友情である。

自分の成功も、祝ってくれる人がいてこそ喜びが増す。祝ってくれる人が居なければ、達成の喜びは減少する。

失敗に共感する人は多いが、成功に共感する人は少ない。嫉妬心で他の人の成功を祝うのを妨げてはいけない。逆に、貴方の成功を祝ってくれる人は生涯の友となれるのである。

他人の成功を素直に祝うには、何もかもが競争ではないと理解する。相手の視点に立って祝う。相手がまだ気付かぬ成功を祝ってあげることは、相手を元気付け、もっと頑張ろうという気持ちにさせる。

親しければ親しいほど、しっかり成功を祝ってあげよう。

◎相手の態度よりも、自分は良い接し方を心掛けよう。

相手よりも悪い接し方をすれば、関係は破壊され、人々の気持ちは貴方から離れて行く。

相手と同じ接し方では、人々は離れはしないが、引き寄せられることもない。

相手より良い接し方をすれば、前向きな関係を築き、人々を魅了出来る。

相手を出来るだけ良く扱う努力をすれば、貴方の世界観が、そして貴方自身が変わってくる。これこそが、人間関係に対する最も有効な投資である。
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