英国で過去10年に14歳未満で父親になった少年は、この他に40人以上いる。英国は西欧諸国の中で10代の妊娠率が最も高く、1998─2007年に妊娠した14歳未満の少女は385人にのぼったというニュース、日本でも前に「13歳の母」というTVドラマもありました。
あのドラマの場合は出産した中学生の母親が育てるのに協力するというコトみたいだったので、さほど心配はナイだろうと思いました(現実ではナイですしね)が、多くの若年層の結婚の場合は、産まれた家庭で自分の居場所がナイというコトから、誰でもイイから自分に愛を注いでくれる人が欲しいとか、自分の愛する対象が欲しいというコトが、動機だったりしてるので、本当にチャンと子育てが出来るのかどうかというコトが気になります。
本日、読んだ本に

という小説があり、警察が絡んだ話でネタバレしたら全く面白くナイので、筋はを書けないのですが、不幸な家に生まれたりするコトは、別に子供自身が望んだコトではナイのにという思いがします。
そういうテーマは最近、かなり多いのですが、この著者が気に入って初期の本を読みたいと思って読んだのですが、最近の本と比べると書き慣れない感じはあるモノの、テーマに対する思い入れは、かなり強く感じます。
世の中には、突然親を亡くしたりする人も居るワケですが、離別も多く、年代的に著者と類似の世代(主人や兄と同じ歳)なので、ある程度は理解する部分が重なります。ちなみに、もう少し若いので、全共闘世代に対する思い入れは全く違いますけどね。
こういう世代論もあるのかと、かなり興味を引いた本です。