と思ってしまったのが、本日の対照的なニュースを読んで。
川崎市の小学校4年の女子児童が自宅の自室で、ひもで首をつった状態で死亡していたというニュースと、中川昭一財務・金融相がローマでの先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で、ちぐはぐな受け答えをするなど失態を演じた問題のニュース。
日銀の現在の政策金利を言い間違えるなど“迷言”を連発。ろれつが回らなくなったり目を閉じる場面もあったことから、外国メディアの記者らから「深酒」や「居眠り」を疑われても、「風邪薬」だったと強弁していて、日本が世界から笑い物にされていても頑張っている態度を見ていると、川崎市の小学生にその無謀さの一かけらでもあったら、生きてられたと思うと、とても辛い。
無論、世界に恥をさらしてもでも平気な神経には、驚くばかりではあるが。そういう方々が、日本には世界に誇る「武士道」があるだの、平気で発言しているずうずうしさにも。
何はともあれ、10代でいじめられている人に読んで欲しいと思う一冊です。
自殺しようとした生徒を救ったのが、熱血先生とは全く無縁の「ガンダム・オタクのマニアックな教師」というのが、実にうける。
それも生半可な説得では全くナク‥‥
「オタク」に、光を当てた画期的な小説かもしれませんね。
自殺したくなったら、読んで見るとかなり人生への見方も変わるかもしれません。要するに、世界を狭く見るかどうかですしね。