ネットのニュースでも、西松建設からの疑惑のお金で、長野県参事の右近謙一氏が亡くなられた続報が書かれてますが、流石は長野県議会という気もするのが、こちらとこちらのニュース。
自民党県連の石田治一郎幹事長は「採用時は反対したが、(就任後)2年余り、よくやっていた。知事もショックだろう」と気遣い、民主党県連の倉田竜彦幹事長は「何かに追い込まれていたのか。知事の懐刀としての役割を果たしていた」と自殺をいぶかり、議会では共産党の小林伸陽県議が「自ら調査し、県民の疑念を晴らすべきだ」と求めたとのコト。前の田中知事の時とは、真逆な対応ですね。
ソレにしても、自衛隊出身の方であり、かなり長い間政治の社会に身を置いていた方が、何もやましいトコが無いのに亡くなられたとは、簡単には信じられない話で‥‥
議会での村井知事の答弁とか、マスコミの方々への受け答えなど、知事の対応があまりに堂々としていて、逆に『本当に、寝耳に水だったら、もう少し長年秘書として働いていた方の自殺に対して動揺してしかるべきなんじゃないのかしら。本当にこんなに平静に淡々と語られたのでは、秘書の方はお気の毒』という感じがします。
ミステリー小説はあまりネタバレになりやすいので、読んでいても必ずしも書きこまないのですが、前に読んだ
なんかも、政治と金の話だったなと思ったり‥‥
ともあれ、政治家の秘書という職業は、生命まで賭けなくてはならないとは、本当に大変なお仕事ですね。よく、こういう事件で「秘書が、秘書が」というコトで一件落着になりますが、他所の出来事だとばかり思っていたので、地元で起こって本当にビックリしてます。