2009年03月14日

トラック業界って大変‥‥

なんだなと、しみじみと思いました。大事故があった時にだけ騒いで、皆、忘れてしまうけど、ヤッパリそれは何時でも覚えておかないとと言うか。

「格差社会」という言葉は、最近あまり使われる頻度が低くなっているかと思いますが、その問題をしっかり書いた作品がこちら。

漂流トラック (新潮書下ろしエンターテインメント)

正直、小説としてのひねりにはイマ一つの感がありますが、トラック業界の大変さを知るには格好のテキストかと。

トラック事故だって、今でも頻繁にあるのだけれど、おそらくあまり問題視するのは、色々な絡みで出来ないんでしょうね。

死ぬか生きるかというギリギリで動く人々の話は、ある意味「蟹工船」の現代トラック版みたいな感じで。

もう少し労働者が大事にされる社会であって欲しいと思います。
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この記事へのコメント
労働者が大切にされる社会、本当にそうなることを祈ります。多くの犠牲を払って、ゆとりも何もないのでは悲し過ぎます。
Posted by 鍼医K at 2009年03月15日 00:34
久しぶりのお天気でとっても気持ちが良い朝です。
不況になりますと色々な歪みが出てまいります。この歪みを無理すると運輸関係ですと大きな事故に繋がるのです。
私がかねがねタクシーを論ずる根本もここにあります。
公共交通機関はお金を貰い人=人命を運ぶのですから。
「タクシーストリート」もこれを原点にいたしました。
Posted by takachan at 2009年03月15日 08:47
鍼医Kさん、人生には「ゆとり」が大切ですよね。

早くそういう社会が来て欲しいです。
Posted by koyuri at 2009年03月15日 14:27
takachanさん、不況にならない時の作品でも、こうなんですから、この不況ではもっと大変だと思います。

タクシーも、トラックも全て世の中の一翼を担っているわけです。その全ての人々が、人間としての尊厳を持って生きられる社会になって欲しいと思います。
Posted by koyuri at 2009年03月15日 14:32
 
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