貸しはがしを覚えてますか?
と問われている感じの小説でした。この話が問題にしているのは、バブル崩壊の時ですが、「リーマン・ショック」に始まった今回の不況でも類似のコトが起きているんでしょうね。
ミステリーの要素よりも、現実的な問題提起がされています。とはいえ、おそらく書かなくても、皆が知っているだろうコトを想像させるという手法なんですが‥‥
我々は、何時もニュースの速報性に惑わされ、話題になっているコトには注意を払うけど、何時しか大事なコトを忘れていってしまっている様な。
こちらの小説と裏表になっている感じがします。
お金というモノは大事ではありますが、生命まで奪われたりするホドのモノとは思えません。にも関わらず、惑わされ人生を狂わされる人々の何と多いコトか。
つましくとも、それなりの生活こそが掛け替えのナイものだと思いますね。銀行批判に対しては、「よくぞ言った」という気分にさせてくれます。要するに、金持ち以外は、無視するのが銀行ですからね。
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Posted by seitaisikoyuri at 23:08│
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”金持ち以外は無視するのが銀行”いやー、おっしゃるように、銀行は中小、零細、個人には非常に冷たいというのが現状ですね。ニュースでも流れたのですが、神戸の商工会議所に経営者達が詰め寄って銀行の貸し渋りに対策を求めていたのを思い出しました。
リスクの大きな融資はできないと言えば、格好はつくのでしょうけど、バブルの時は頼んでもないのに、融資の申し入れがあったことを考えると、なんとも節操がないなぁと思います。
鍼医Kさん、銀行に節操を求めるのは、少々無理かと‥‥
本業は金貸しの会社なのですから。
お金は生活していくうえでとても重要なものではあるけど
お金に振り回される人生はむなしいです
有り余るほどあるのも考え物ですね
お金と幸せが正比例するのは資産1億円くらいまでなんですって!
それ以上は お金が増えても幸せ度はましていかないのですって
不思議ですね
松じゅんさん、一億円くらいというのは、丁度相続税が掛からない程度というコトですね。
実際、あまり財産がある方は、税金をどうするかみたいなコトを真面目に考えてたりして、逆に大変だなぁと思います。
全くナイのは大変ですが、税金で頭がイッパイになるよりも無い方が気楽です。