「悪いコトをするとバチが当たるよ」というのは、なるべく正しいコトをする人間になって欲しいからと注意するのに使われる言葉だが、事故とかで弱気になっている人に向かって、「何か悪いコトをしたから、バチが当たったんじゃないの」と心無い言葉を吐く人が居て、逆に心まで傷付く人が居る。
時々、「そう言われたのですが、本当ですか?」と真顔で心配して尋ねる方がいらっしゃる。
そういう時には、「大体、そういうコトを言う人は、宗教の勧誘だと思っていた方がイイですよ」と答えるコトにしている。
弱気になっている人をより叩いて、自分の支配下にしようとする人は確実に存在する。
にしても、世の中の特にトップに君臨する人々は、「悪いコトをしている人」とまではいかなくても、「やましいコトが皆無」という人は存在するのだろうか。
だからと言って、悪いコトを奨励しているワケではナイが、少なくとも「良い時にも驕るコト無く、悪い時も回り合わせ」と割り切るしかナイと思う。
「心にやましいコト」があると、やはり後ろ暗い気持ちになるモノだから、なるべく悪いコトをしない様にするコトは大事だが、全て完璧にやろうとすれば、逆に変になってしまうだろう。
我々は神ではナク、人間なのだから、多少は「過ちもするだろうし、失敗もある」だろう。だから、そういうコトはある程度割り切るしか無いのだ。
体調を崩している上に、自分を責めるコトだけは止めて欲しいと思う。誰かを責めたとて、体調は回復しないし、そういうマイナスの思いは治すという行為にとって、決してプラスにはならない。
弱っている自分を慈しみ、大事にするコトが一番の回復へり道だと思うから‥‥