前に「メタボの暴走」の本の話をしたれども、厚生労働省が太り気味の人は長命であるというコトを表明したのは、とても良かったと思う。
どうしてなのか不明みたいなコトを言っているが、実際に太目の伯父が何度もガンの手術を繰り返して、最初の発見から十年以上してから亡くなったのと対照的に、主人の父親が痩せていた故に、タダ一度の手術も適わずに亡くなったのを知っているだけに、ある程度の肥満は許容されてしかるべきだと思う。
太り過ぎて、「肥満」(BMI30以上)がダメというコトも、指摘されているので無理に太る必要は全くナイが。
整体をやっていると思うのだが、全く同じコトをしているのに、痩せている人はふっくらとし、太った人は身体が締まる。
しかも、痩せ過ぎている人をふっくらとさせるコトは、太っている方を痩せさせるよりも、ズッと大変だったりするのだ。
痩せている人は、胃腸の機能がかなり低下とているので、食べるコトがまず大変だし、食べ過ぎるとお腹を壊しやすいので、簡単には太れない。
歳をすると、食欲も落ちるし、とにかく、長生きしている人は本当によく食べる人が多い。
やはり、人間はエネルギーを食物から摂るのだから、なるべく良いモノを楽しく食べて、太り過ぎない程度に抑えるというコトが大事なのだろう。
ちなみに、BMIは体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)だが、160cmの人だとしたら76.5kg程度まで許容範囲というコトになる。
痩せているのが綺麗という風潮ではナク、健康美が大事にされる社会になって欲しいものだ。