東国原知事の話だの、民主党の小沢前代表の問題と類似のオリエント貿易からの献金問題だのと、実に選挙間際の日本の政界は話題に事欠かないのだが、蚊帳の外から見ていると本当にバカバカしく感じる。
そうしたドタバタの中で、重要と思われる法案はバタバタと決まって行くみたいだし、国民の生活はあまりパッとしないし。
エコ・ポイント制度の交換品も決まったみたいだけど、何れはソレも国民の税金からの支出になるワケで、皆さんのタメにとか政治家が大言壮語しても、別に自腹を切ったワケでもナイのにと思ってしまう。
とにかく、消費の拡大は確かに大事なんだけど、将来のお金を今バラ撒いて何とか帳尻を合わせようとしているだけで、抜本的な改革が無ければ、このまま泥沼に日本は沈んでしまうだけだろう。
談合による天下り先への税金投入など、官僚の方々の身内での税金の分配制度が増大しているワケで、このままでは「働けど働けど我が暮らし楽にならざりしジッと手を見る」コトしかなくなる。
あまりに巨額な国債を市場で支え切れなくなっているからなのか、三年物の国債を個人向けに毎月売り出して、何とか売りさばこうとしているみたいだが、「国債」というのは安定的な利回りが特徴だけど、目論見書をチャンと良く読めば、ソコには状況により元本を保証出来ないコトもある旨、書かれているハズだ。
無論、今から三年で日本の国が潰れるコトはナイだろうが、破綻だって将来的には夢や幻ではナイと、昨今の政界のバタバタを見ているとそう思ってしまう。
昔は、マスコミが政治家の悪を暴こうとしなかったからかもしれないが、それでもある程度、国民目線で政治をしているみたいに国民には見えた。
しかし、今や、自己保身だけの言ったもの勝ちの、無責任な政治になり下がっている。
日々、コツコツと仕事して毎日を過ごして歳月が流れて行くのだが、その先に待っている将来の日本に期待が持てないと感じるのが、一番ツライ‥‥