2009年06月27日

全て時効になるのだろうか?

松本サリン事件は発生から15年を迎えたのだが、未だ捕まらない犯人も存在するし、家族を奪われた人々の心の傷は消えないと思う。

事件の第一通報者となった河野義行さんは、当時犯人扱いされたという報道をするマスコミは、自分達がその当事者ではなかったかの様に淡々と報道しているが、ミスリードしたのが警察発表だったとはいえ、ほとんど全てのマスコミがその尻馬に乗ってさも河野さんが犯人かの如く報道したのだから、少なくとも「当時の我々の報道にも問題がありました」とか、「あの事件を参考に誤報道を無くすべく努力しております」といった類の発言があってしかるべきだと思うのだが、少なくとも見聞きする範囲では見当たらない。

冤罪というコトが起きる土壌はそんなトコにもあるのではないかと、背筋が寒くなるのだが、15年が過ぎたから殺人事件も時効になるのだとしても、反省すべきコトは何度でも反省すべきだと思うのだが、当時も警察の発表を流しただけという姿勢が多かった。

でも、ソレだから自分達には問題はナイというのでは、戦時中の大本営発表を垂れ流した時代と全く変化ナシだと思うのだが。

日本の黒い夏―冤罪・松本サリン事件日本の黒い夏―冤罪・松本サリン事件


長野県出身の熊井監督が作った映画にも描かれていたが、誤った報道を鵜呑みにして変な電話をしたり、手紙を書いたりして、自分の不満を歪んだ形で八つ当たりする無関係の匿名の人々の存在は、とても恐ろしい。

犯罪者と確定したワケでもナイのに、勝手に大騒ぎしている姿は、今のネットの祭りと類似している様に感じる。

何事も「明日は我が身」という気持ちが無ければ、冤罪事件などは何度も繰り返されるだけだろうと、本気で思う。
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