現在の社会に対する警告と捉えると、かなり衝撃の小説かも。
神は沈黙せず
山本弘という作家を全く知らなかったのですが、読んでビックリ!!
本当に色々なコトを読んだり、考えたりしてるんで驚きました。
インターネットが進むであろう方向性と、その危険なども書かれてますし、独裁者が生まれる過程を綿密に書いてあります。
今の政治の混乱の行き着く先は、こうなるかもしれませんね。
宗教を突き詰めて考えた小説なのですが、正に「啓示の書」として一読すべき小説だと思います。
有名人で口先だけが上手い人に、政治を任せるとこういう未来が訪れるというコトなんでしょう。