2009年08月01日

福祉の最後の砦は刑務所

過去ログに書いた本の話が現実になっているという驚き。

東京の東村山で「仕事がなくてムシャクシャし、誰でもいいから怒りをぶつけたかった。刑務所に戻りたかった」と言う理由で、ホームレスの老人の背中3カ所を牛刀(刃渡り21センチ)で刺し、約1カ月のけがを負わせたという事件が発生したという。

過去の日記で、刑務官は、高齢な受刑者が増えるに従って、病死する受刑者が増え(受刑によって死亡したのではナク、一般社会で死亡するハズの人が、刑務所で死亡する様になったという呆れた現実ゆえに)ても、それが仕事というコトで、受け入れを拒否したり、たらい回しをするコトも出来ず、最期をみとり、死亡後には、出来る限りの手段を駆使して親族を捜し、遺体の引き取りを拒否した場合は、刑務所で葬式をして、遺骨を墓地に埋葬し、年に数回の墓参りも欠かさないのだという。

地域社会(コミュニティ)がセイフティーネットからこぼれた社会的弱者を不気味な不審者として排除する以上、不審者の行き着くところは、山や無人島にこもるか、何か違法行為をして警察に捕まるしかない。

いったん刑事司法の手続きの流れにのってしまうと、後は、他に受け入れ先がない限り、絶対に受け入れを拒否しない刑務所に集まるのは自然な成り行きと書いてあったのに驚いたのだが、コレこそが日本の現実なのだろう。

格差社会と言われて久しいけれど、終の棲家として「刑務所」を選ぶという選択しかナイ社会が、胸を張って「先進国」と言えるのかどうか。

既に、日本は三流国に転落しているのかもしれないとすら思うと、とても辛い気持になる。
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この記事へのコメント
雨風がしのげて、食事もある、刑務作業などきつい部分もある反面、刑務所でなければ命がない可能性を考えるとそこにいる方がいいとなってしまうのでしょうか。悲しい社会です。しかも、そのために犠牲になる方がいるとなると、なんとも悲しくなります。
Posted by 鍼医K at 2009年08月01日 23:02
鍼医Kさん、本当にそうです。

生活保護を受けられるのは、政党などがバックアップしている人達みたいなトコがあって、結局、世の中の仕組みを知らない人々は、犯罪者になって生きるしかナイのだと思うと、変な国になってしまっているんだと思います。
Posted by koyuri at 2009年08月02日 18:30
 
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