2009年08月12日

精神医学を簡単に理解できる

小説と言えば、こちらでしょうね。

症例A症例A


精神病の診断が如何に難しいかが、理解出来てミステリーとしても楽しめる様になってます。

ノンフィクションで構わないというのであれば、

誤診だらけの精神医療誤診だらけの精神医療


の方がイイかもしれませんが。精神医学というモノは、まだまだ奥が深いし、名医と呼ばれる人よりも、ビキナーズ・ラックで研修医が治してしまったりするコトもあるというコトまで、正直に書かれてます。

どちらの本も、正しい診察を出したいと思う医者は、簡単に診断を下さずに、しっかり患者の訴えを聞くというコトをおっしゃってますから、初診から会話もホトンドせずに、薬を処方する様な医師だったら、セカンド・オピニオンを求めた方が良さそうですね。

薬だけ出して、儲けたいという医師についても双方、言及してますので、精神科を受診したいと思ったり、知り合いの人から、精神科の選び方を聞かれた時の参考として、利用されるべき本だと思います。

奥は深いので本格的に知りたかったら、もっと難しい本へとレベル・アップして頂くしかナイですけどね。
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この記事へのコメント
私も若い時代にこの手の病で苦しみました。
当時は心療内科などはなくて神経科医が診断して薬を処方するのですが、それを飲むと眠くなるは、だるくなるはで仕事ができませんでした。
直したい一心でいろんなところにいきました。
新興宗教に始まり、占い師、霊媒師、祈祷師などなど・・。

そして治るきっかけが心理療法だったのです。
でも、とても辛く苦しい時期でした。
Posted by takachan at 2009年08月14日 15:36
takachanさん、それは大変でしたね。

でも、そういう時期があって今のtakachanさんがあるのですから、振り返ってみれば良かったのかも‥‥

以前、ムチウチで体調が悪かった時、うつに類似の症状になりましたが、今ではあれも成長のタメの経験だったと思ってます。
Posted by koyuri at 2009年08月14日 22:06
 
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