中京大中京と日本文理のゲームは、記憶に残る試合になったと思います。途中、仕事で見るのを中断したりしましたが、七回からはしっかり見ていて良かった。
中京の堂林投手が、泣きながらインタビューに応えていたのが印象的でした。監督の好意で最終回投げさせて貰えたのに、その想いに応えられなかったというコトで、自分が「情けない」と野球帽で顔を隠して泣いてました。ソレを隣に居たキャプテンが、堂林君のフォローをしていて、その前の質問の時に「日本一のキャプテンですね」と言われた時に謙遜してましたが、中々大した選手です。そつなく答えてましたから。

夏休み前に、娘から部活を主題にした小説でオススメはと聞かれて、上記の本を推薦しました。こちらの本の舞台は新潟。新潟県は、お隣の県であるので、さほど野球が強くはナイ県だと知っていたので、コレは著者の希望がかなり入っているなとは思っていたけれど、本日のラストはこの小説みたいにハラハラドキドキの連続でした。
最後の打者の打った球が、スポッとサードのグラブに入って、今年の夏の甲子園は終わってしまったけれど、本当に今年の甲子園は延長戦も多く、実力が伯仲していて見ていて疲れるくらいに面白い試合が多かったですね。
甲子園が終わって淋しい方には、「大延長」でもお読みになられて、甲子園の熱気を思い出して下さい。そちらも、負けず劣らず面白い本ですから。