2009年09月06日

天使か悪魔か‥‥

海堂尊さんの「ジーン・ワルツ」もスゴイですが、産婦人科医の極限を究めるとココまで行くのかという、とても恐ろしい話。

エンブリオエンブリオ

同じ著者の「臓器農場」を進化させている感じですね。日本にはあまり悪漢小説というのがナイのですが、最新の医療事情から、近未来的な医療の進むべき方向を示しているのかもしれません。

不妊症の人や、妊娠を中断せざるを得ない人々には、もしかしたら天使かもしれませんが、その裏側を知ってしまうと‥‥といった話なんですが。

割合、地味な作家の方で、何時も長編が多いので、本好きにはとても嬉しい作家ですが、そのタメにあまり爆発的に話題にはナラナイのが残念だけど。

精神科医でらっしゃるので、本の売れ行きなどをあまり考えずに、書きたいモノを書くといった感じで進化してらっしゃるので、本当に脱帽です。
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この記事へのコメント
ブログからしばらく遠ざかっていましたよ。
Posted by トシキ at 2009年09月07日 02:03
ポップな海堂さんの作品に比べると、帚木さんはねちねちと重たい感じがします。
やっぱりするする読めるものの方がセールスもしやすいのでしょうか?
Posted by あきこ♪ at 2009年09月07日 15:30
トシキさん、小説は順調ですか?

御身体大切にして下さいね。
Posted by koyuri at 2009年09月07日 21:14
あきこ♪さん、そうかもしれませんね。

というか、かなりリアル過ぎて怖いのかもしれません。
Posted by koyuri at 2009年09月07日 21:16
 
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