2009年10月18日

刑法三十九条への問題提起

昨日のブログに補足するならば、精神障害の人の全てが天才でナイのと同じく、精神障害者といえども、犯罪者になる人とならない人とが存在するワケで‥‥

本日読んだ小説は、精神障害の犯罪を真正面から捉えて論じてます。

虚夢虚夢


前にも、ノンフィクションを取り上げて書いたコトがありますが、基本的に刑法三十九条を廃止して、精神障害は情状酌量という形にする方が、良いというスタンスなので、この著者と類似の考え方かもしれません。

ともあれ、そういう話を取り上げる人は少ないので、ミステリー仕立てにしてあるこの本は、この前のカルト問題を小説として取り上げた「1Q89」みたいに、より多くの人々に問題提起をしているのだと思う。

最後の大ドンデン返しに驚きながら、多くの人々は「刑法三十九条」のコトを心に刻むであろう。

多くの精神障害者は、心優しい人々であり、ソレゆえに心に傷を抱えてしまう。その中で、犯罪者へと進む人の割合は極少数であって、処罰しないという特権を与えなければ、差別されなくなるとまで、世の人々が善人とは思えないが、少なくとも、もう少し精神科などへの敷居が低くなり、コレが逆に犯罪の抑止力にはなると思う。

我々は、当事者にならないと、無関心な事柄が多いのだが、まかり間違って自分にレア・ケースが降りかかって来るコトもあるのだというコトを念頭に置いて、行動しなければイザその時になって悔いても遅いのである。

あまり、そういうコトに関心が無いという方も、ミステリーとしてこの本を読んでみると、イイのではないかと思う。
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