この前読んだ短編集の中に、

の中に、秋田の連続児童殺傷事件を思わせる短編がある。
ちなみに、その後に現実とは違う小説が書かれているのだが、二編の短編は虐待の連鎖と言われているコトだけでナク、貧困の連鎖だったり、生活習慣の連鎖などを考えさせられる。
子供は親の生き方を真似して生きる、それが正しくても、間違っていてもという気にさせられる。
親が非常識ならば、子供もマタ非常識になる確率はとても高い。そうした負の連鎖を断ち切るタメにも、子供に対しては教育が必要になる。
愛国心などを教える教育などよりも、人として生きるには、どうするべきかという常識的な教育の方が大事なのではナイだろうか。
学問も大事だが、家事や育児に関する教育を男女を問わずした方が、日本の未来は明るいのではないかという思いが湧き上がる。
全ての子供達が、親から正しい人間関係の構築方法を学ぶワケではないのだと、改めて感じる。
子供は親を選べない以上、公的な機関が人間としての必要最小限のマナーなどを教えるべきじゃないかと思わせられた。