2009年10月30日

何事も地味な下支えがあってこそ

警察小説は数あれど、ある意味ノンフィクションに近いとなると、こんな感じなのかなと思ったのが、こちら。

地取り地取り


警視庁捜査一課を退職した方の、初めての小説だというのだけれど、前に話題になったというノンフィクションも読みたくなりました。

ちなみに、サスペンスというほどの盛り上がりはナイのだけれど、逆に心に沁みる部分もあり。

昼のTVで吉展ちゃん事件を解決した平塚八兵衛さんを取り上げてましたが、事件を解決する大変さとか、犯人ではあっても捕まえた後は、その境遇も考えたりする温情があってこそなのかと思ったり。

ちなみに、事件現場に行く時、東京の場合は、パトカーよりも地下鉄などの電車で移動するというのは、知りませんでした。

そんな感じで、単なるフィクションとは違った臨場感がありました。

どの仕事もそうですが、華々しい裏側には、それなりの努力が必要なのだと改めて感じました。
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