2009年11月11日

結婚して養ってもらいたいなんて

思っている人が多いから、結婚が出来ないのだという話にちょっとビックリ。「普通の結婚」=専業主婦という感覚の人がとても多いみたいで。

確かに、バリバリ稼ぐ夫を持った方が、人生楽には暮らせるのかもしれないけれど、それでは「子育てがいきがい」とかになってしまうので、子供が独立したらどうするんだろうとか考えてしまう。

やはり、人間としてこの世に産まれて来たからには、「あなたが生きていてくれて嬉しい」とまでは言わなくても、「存在していて良かった」的な思いを、他者からも受けたり、自分でもそう思えた方が、人生は充実しているのではナイだろうか。

結婚というのは、男と女が共同して家庭を築くのだから、どちらかの収入をあてにして生きるよりも、互いの収入を合算して生きる生活設計の方が安全だと思うのだが。

ちなみに、どんなに高収入の男と結婚したとしても、早死にする可能性もある(多額の保険金さえ掛けておけば大丈夫かもしれないが)し、障害者になって働けなくなるとか、リストラされたり、勤めていた会社が倒産するとか、様々なリスクは当然あるワケで。

もしかしたら、有責配偶者からの離婚の申し出なんかもあったりするかもしれない(日本ではそんなに多額の慰謝料など滅多に貰えるハズもない)し、なんて考えたら逆にいわゆる「普通の結婚」なるモノは、とても怖い気がするのだけれど。

親の家から仕事に通って、給料を全部「お小遣い」に使うという生き方をしていたら、確かにナカナカ親みたいに裕福な相手は見つからナイと思うけれど、独身で自宅通勤していたら、貯金なんてその気になればバンバン出来る。

そうしたお金さえあれば、結婚しても相手がお金を持っているかどうかなんて、あまり関係無くて、普通に働いている人であれば、子供を産み育てたりする間、フルタイムで働けなかったとしても、足りない部分を貯金で補ったりすれば、別に相手の収入に過大の期待などしなくても生活は可能。

そういう目で、相手を探せば「結婚相手」など沢山存在すると思うのだけれど。

どうも、結婚相手を探して欲しいと頼まれるものの、どうしても望む相手に対する要望の多さに辟易しているからか、「自分が完璧ではナイのに、相手にそんなに望んでも無理」という人が多いから、結婚出来ない人は増えているのだと思うけれど‥‥

何時までも、「幸福は自分の手で作り出すのではナクて、誰かに与えられるもの」だと思っている様な、自立しない考え方をして結婚をするのであれば、結婚しても子供のままで生きているに過ぎない。

ともあれ、親からの援助をあてにして生きている人も居るみたいなので、別にソレで暮らせるのであれば、他人の生活に異議を唱えるつもりもナイけれど、「普通の結婚」みたいに、「普通」というのが、世の中一番難しいコトで、世の中の人間は一人一人が別人なのだから、結婚の形も「普通」と違っても、全然構わないと思うのだけれど‥‥
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