何と言うコトもナイと言えば、そうなのだが読んでいてとても不思議な感じがする。
伊坂幸太郎の作品というので、読んでみたといえばそうなのだが、この作品はさほど有名ではナイ。
砂漠
だけど、今までの作品の中で、一番心に沁みて来る。
ともあれ、マスコミは米国や自衛隊というキーワードが散りばめられていたりするので、書評とかには取り上げないかも。
有名だから傑作とは限らないし、無名だから駄作とは限らないという見本の様な作品だ。
ありそうでナイ話なのだが、読んでいてとてもワクワクする。
「砂漠に雪を降らせるか」というのが、キーワードでこの本の題名になっているのだと思うが、淡々と描かれている青春小説のワリに深いと思ってしまう。
久々の「超おすすめ本」だったりする。