子供にも判る様に書かれた人体の説明書。
トリセツ・カラダ
挿絵がとても愉快な本。タダ、学術的興味が無ければ、そんなに面白くは感じない本。
そして、本格的な知識を得たい人には不向きな本。
でも、改めて体内のコトを知る入門書としては最適な本。
簡潔に書けばこんなトコなのですが、知っている様で知らない身体のコトをチャンと知るコトで、自分の身体を労わろうと思えるならば、かなり良い本ですね。
ともあれ、本当に海堂尊さんという方は、Aiのタメに本を書くという、明確な意思を持った作家なのだというコトを、改めて感じました。
明確な意志の元に、多作する意欲があるのでしょうね。
ともあれ、こんな世の中ですから、死因を確定した方が安心出来るのかも。
複数の殺人の可能性を示唆されつつも、いまだに立件されない方々も多いのですから、そうした殺人鬼を世に野放しにしないタメには、死因を確定させるコトも大事なんでしょうね。
著者の熱意に頭が下がる思いです。