世の中はっきりしないコトだらけ
この前、一斉にニュースで「
去年のビール類飲料の出荷量は、キリンビールがアサヒビールを制して9年ぶりに首位に返り咲いた」と報じられたが、今日のニュースでは「卸売店などへの販売数量ではアサヒが上回り、出荷量と販売数量で首位が異なる異例の展開となり、業界内からは、二つの指標が混乱を招いているとの声も出ている」と報じられた。
どちらも、甲乙付け難いのだと言ってしまえば、それまでだが本来首位が二つあるなんて一般では知らなかったし、何だか腑に落ちない気分になる。
ソレと類似なのが、今回の民主党幹事長の小沢氏を巡る問題。
検察が正しいのか、ソレとも無理やり罪としようとしているか、とにかく見方が違えば全然違うので、佐藤優さんの著作などを読んでいると、検察が絶対に正しいというワケもナク、無論、全て正しければ裁判など無用というコトなのだが‥‥
世の中には、冤罪と呼ばれる罪も存在するし、こんな感じで双方の主張の全く違う裁判が、裁判員裁判になったとしたら、本当に頭を悩ますだろうなと思ってしまう。
何が真実なのかも判らないのに、一方的に情報を流されたら、量刑も左右されそうだし。
本当は、白黒はっきりするコトの方が少ないのが現実なのかもしれないが、ソレにしても複雑な話。
ともあれ、最初に戻ってどちらが本当に首位なのかが判らないというのも変な話である。
出荷の方が正しいのか、販売の方が正しいのか、はたまた日々動いているのだから、本当の首位など接戦の時は判らないのか‥‥
ビールなんかだったら、どちらが首位でも国民はあまり困らないのだけれど、本当に有罪かどうかがスッキリしないのでは、やはり困る。
疑わしきは罰せずなのか、疑わしきは身を引くべきなのか。要するに「国策捜査」なのか、どうかというコトなんだと思うけれど、頭が混乱するばかりである。
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Posted by seitaisikoyuri at 22:50│
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小沢さんは大嫌いですが、このタイミングでツッコンできた検察には、霞ヶ関の自民政権下の心地良さ奪還の指向を感じずにはいられません。
もはや官僚に大人物はいないんでしょうね。
裁判の公判を傍聴して思うことなのですが検察官と弁護士との主張がどちらが正しいのか分からないんです。
理論の内容よりも検察官バッチが妙に真実ポク感じるのです。
私のかってなイメージなんです。
世の中、訳分らんことが多すぎますね。政治も金権政治から脱却しなければ、今回のような問題は次々と出てくるでしょうし、これでまた国会で議論すべき事がきちんと議論されないまま、審議終了になってしまうんでしょうか?
あきこ♪さん、小沢さんという人自体がヨク判らない人物過ぎて、正直好きでも嫌いでもナイ人だったりするのですが、田中角栄さんを筆頭に、日本が中国に寄りそうになると、検察から邪魔が入るという構図は、日本にはポチで居て欲しい勢力が存在するのかもと、疑わずにはいられません。
中国とベッタリになって欲しいとも思いませんが、隣国ですからある程度は仲良くすべきなのに、この前の天皇の政治利用問題といい、不思議な話ばっかりです。
takachanさん、検察には大いに正義を期待してるんです。
でも、佐藤優さんの弁明の書籍に対して、名誉棄損で訴えるコトもしない検察って、どうなんでしょうね。
検察にも闇のぶぶんがありそうですし‥‥
鍼医Kさん、人間ですから真実の全てを入手出来ないので、仕方ナイことなのかもしれませんが、訳の判らないコトばかりですよね‥‥
ガス代が高くて困ります。
政治は農作物を育てるのと似ています。
手を抜けば豊かな実りは期待出来ない。
時間を掛け大地を愛おしむように、作り上げなければなりません。
汚れた大地では何も望めないですね。
プロフ画像を変えてみました、かわいいでしょ。
俊樹さん、マメですね。感心してます。
ともあれ、「水清ければ魚棲まず」という諺もあるので、政権潔白までは望まなくても、ある程度の清浄さは必要ですよね。
それにしても、今回の検察に私欲が無ければイイのですが。