世界で一番幸せな国は
デンマークなのだそうです。「あなたは幸せですか?」という質問の答えに、「幸せです」と答えた国民が世界で一番多く、約八割、つまり五人に四人が「この国に生まれて良かった」と応えるのだそうですから。ちなみに、日本で、「幸せ」と答えた人は世界の四三位。
幸福感に影響を与える要因となる医療制度、裕福度をランキングにした幸せマップという、別の調査では日本は九十位なのに、デンマークはココでも一位なんだとか‥‥
世界一幸福な国デンマークの暮らし方 (PHP新書)
もちろん、五人に一人は不幸せだというのですから、デンマークにも問題はあるだろうと思います。国民のホトンドが幸せなのに、不幸だと思う人は本当に強く自分の不遇さを嘆いているかもしれません。
だとしても、そんなに幸せと感じる人が多いのは、「社会福祉国家」で、国家予算の約四分の三が、教育や福祉に使われるからなんだそうです。
そして、贈収賄ができない制度づくりがされ、政治における腐敗が世界一少ない国としても有名なんだそうです。
やはり、こうした国を手本にしてこそ、日本も「幸せな国」になれるのではないでしょうか。
国民性もあるでしょうから、全てを真似れば上手く行くとも思えませんが、その多くは真似が可能だと思います。
日本という国は、他国の良い部分を真似て発展して来ました。目指すべき方向としては、「高負担高福祉」がイヤならば、「中負担」あたりからでも始めるできなんではナイでしょうか。
目指すのは、アメリカ一辺倒の時代は既に終わってしまったのだと思います。
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Posted by seitaisikoyuri at 22:45│
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国民の負担を増やし、かつ満足度を上げるためには、自分の負担したカネがどう回り回って自分のためになっているかが実感できないと難しいですよね。
デンマークは人口わずか500万人の国ですが、その22倍の人口をかかえる日本で同じ方向を目指すには、地方への徹底した権限委譲が必要になってくると思います。ですが、それをすると地方自治体による格差がよりいっそう鮮明になってくるでしょう。そこをどう均すかが課題でしょうね。
あきこ♪さん、確かにそうだと思います。
タダ、おそらくこうした政策を行うにはマズ、政府に対する信頼が無ければ、高負担を是とはしないと思います。
まずは、日本の政府が信頼に値する人達で構成されるかどうか、ソコに掛かっているのでしょうね。
青臭いことなのですが私たちの国は主権在民ですよね。
ところが今では、この主権がどっかに行っちゃった感じです。
政治を変えるにも今の選挙方式を変えない限り理想とする政治家の誕生は不可能のような気がいたします。
主権在民の心をもった人たちが税金の使い道や法を定めてこそ
「幸せな国、日本の誕生〃」
いかがでしょうか。
takachanさん、北欧の国々はとても高い投票率なんです。
日本みたいに、投票率が低いと特定の集団の言うコトを聞いていると、当選出来てしまうんですね。だから偏った政治になってしまいます。
公正な国にしたいと思ったら、少なくとも選挙権を行使するという姿勢を明らかにしないと、この国はマスマス駄目になってしまうと思います。
お国柄が違うので、色んな幸せがあるんでしょうね。
俊樹さん、そうでしょうね。
出来れば日本に住んでいる人に、世界で一番幸せだと思う人の割合が増えるコトを希望します。