TBSでドラマ化された「ハンチョウ 神南署安積班」の原作者なので、今後注目を集めそうな作家の今野敏さんの作品なのですが、ミステリーというよりも、『もし、コレが事実だったら』と思うとスリリングな本。(ちなみに、ドラマは見てません。何故かというと、このシリーズは続いているので、ドラマとして見てしまうと小説の中のの登場人物に実物の役者さんの影がチラつくのが嫌なので‥‥ちなみに佐々木蔵之介に不満があるとかナイとかいう問題ではありません。割と好きな役者さんではありますが、とにかく純粋に小説を楽しみたいからです)
凍土の密約
こちらは公安警察のシリーズなのですが。
こういう本を読むと、日本の外交はどうあるべきかなどと考えさせられますね。
日本という国の軍事的な位置とかも含めて。
ロシアが簡単には、北方領土を手放したくナイだろうとは思ってましたが、それはロシアにとって、対アメリカへの軍事的な位置を占めているからなのだと改めて認識しました。
右翼というモノの背景とか、ノンフィクションではナイから書きやすい部分もあるのかも。
日本の警察の中では、あまり目立たないセクションのコトだけに、小説としての面白さに、未知の部分への興味をプラスして貰えるのがイイかも。