2010年02月07日

大雪だけでナク‥‥

ある意味、人災という部分もあるのだろうなと思います。

長野県山ノ内町平穏の前山スキー場(営業休止中)の西側斜面のゲレンデで雪崩が発生して、国道を越えて硯川ホテルに大雪が押し寄せたというニュースを見て、どこかで見たコトがある場所だなと思って良く考えたら、高校の時に学校でスキーに行ったホテル。

我々が高校生の時は希望者だけでしたが、学校の行事として二月の寒中休みに泊りがけのスキー教室がありました。

それが、今では学校の行事としてのスキー教室は小学校だけ。中学校ですら行きません。寒中休みも昔みたいに長く休みませんし‥‥

何かあったら学校で責任を取るのがイヤだとか、怪我をして入試に差しさわりがあったら困るとか、授業時間が少ないとか、色々な理由はあるのでしょうが、スキー場が近くにある長野県の学校ですら、スキーをホトンド学校で教えなくなったのですから、スキー人口が減少するのは、当然の話だと思うのですが、県内ニュースでは、「今年もスキー人口が減りました」などと、主に不況に絡めて報じるので、何時も『それだけじゃナイでしょ』と思ってしまいます。(若者が、ネットに興じていてスキーなどをしなくなったという理由もあるでしょうけどね)

今回、雪崩が起きた場所も前山スキー場という名前だったとは知りませんでしたが、我々が高校時代に滑ったスキー場だったと思います。ホテルは、高校の卒業生の経営するホテルというコトでしたので、名前もハッキリ覚えてますし。

ともあれ、スキー人口が減少したからとスキー場を使わなくなったとしても、山の木を切り開いて作ったゲレンデは障害物がナイのですから、圧雪してナイ状態で雪崩が起きたら、それはもうスゴイ事になるに決まってます。

何だか、低迷している長野県観光の縮図を見る思いで、本当に胸が痛くなる気がします。
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