というコトを、マジマジと考えてしまいました。話題の映画を見て。
アバター (ジェームズ・キャメロン 監督) [DVD]
地方都市なので、3Dではナク、2Dでしたが画面の迫力は感じました。(眼鏡をかけているので、チョット疲れました。座席は最後尾の方でしたが、最前列近くで見ている様な臨場感があって。歳のタメか目の焦点を合わす能力が落ちているのを感じます)
脚本に関しては、人間のストーリーというのは、大きく分けて七つのストーリーがあって、その焼き直しをしているだけという言葉がある様に、類似のストーリーは他の有名作品にもあります。
ソレでも、文明の進化=素晴らしいという考え方ではナイことや、もしかしたら、アメリカのイラクやアフガニスタンに侵攻している軍に対しての、アンチテーゼなのかもしれないと思わせる点と、映像の素晴らしさを合わせると、とても見て良かった映画と言えます。
世界中で観客動員数の最高記録を更新しているのも無理ナイことですし、既に封切から時が経っているのも関わらず、それなりに御客さんも入ってましたし。
この作品が、アメリカで受け入れられたというのは、厭戦ムードがアメリカにも漂い始めている証なのかもしれません。
失い始めている人と人との絆というモノを求めたがる気持ちが、この映画の成功の最大の勝因かもしれません。