2010年03月01日

オリンピックが終わったからこそ

本当の意味で反省をしないとダメだと思う。不手際が相次いだカナダもモチロンだが、日本も。

日本勢は銀3、銅2個のメダルを獲得するなど延べ26種目で8位以内に入賞したとはいうものの、金メダルはゼロだったのかは何故かという点についても、検討すべき課題だと思う。

無論、選手が問題視されるのではナク、日本のスポーツ界のパックアップ体制がどうだったのかという意味で。

女子の団体パシュートで、銀メダルを手にした田端選手や穂積選手の給料は、その会社の社長が自分の給料を削ってでも出したというコトだが、そうした努力があればこその銀であり、国の支援は不足している。

メダルは要らない、勝手にやってくれという話だったら別なのだが、やっぱりメダルが欲しいというコトであれば、何らかの選手に対するモチベーションは必要だと思う。

例えば、将来の年金額を増額するとか、選手生命というのはあまり長くはナイのだから、その後の人生に対しての補償が必要なんじゃないかと思う。

世の中、嫌われる最大の人は金を出さずに口を出す人と決まっているが、税金のほんの少しの部分を負担しているだけで、オリンピック選手に対して、文句を言う権利があると思っている人とかは論外。

人気がある種目の選手だけが優遇されたとしても、それ以外の種目の選手が厳しい生活の中を無理して選手生活をしているのでは、入賞が精一杯というコトになってしまう。

参加するコトに意義が在ると割り切って、メダルなど欲しがらないのか、それともやはりある程度はオリンピックで勝利して、世の中の気分を盛り上げたいのか、日本人というのは、チャンとした反省をして、ソレを活かさないと言われているが、オリンピックが終わった途端に、選手の生活は御自分で何とかしてというのでは、次に繋がらない。

お祭りには準備が必要なのだから、今こそ次の冬季オリンピックに向けて、再来年の夏のオリンピックに向けて、どういう参加を目指すのかというコトを明確にしなければ、二年後も四年後も不満が残りやすいだけだと思う。

今回、それなりの成績が残せたのは、選手たちの頑張りがあったからであって、国の手厚い支援がある国とは大違いだというコトを見せつけられた大会だったと思うので‥‥
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