柳川市営の老人ホームで三人が刺傷した事件なども起きているが、迫り来る高齢社会の問題は全く他人事ではナイ。
本日、お見えになられた方も、九十歳を過ぎたお母様を今は病院で診て貰っているのだが、本人が自力で食事をしたがらずに困っているという話をされていた。
介護というのは、例えボケたとしても老人にもプライドがあり、他人には遠慮するが身内にはワガママを言うというコトもあり、本当に難しい問題である。
施設だって、無限に存在するワケでもナイし、施設に入所するにも多大なお金は必要だし‥‥
本日、読んだ本には介護保険は何時かは崩壊するのだから、止めた方がイイのではと書かれていたのだが‥‥
雨の降る日曜は幸福について考えよう Think Happy Thoughts on Rainy Sundays
年金の問題と、介護保険の問題については、著者の意見にはどうしても賛成が出来ない。生命保険や宝くじ、不動産などに対する意見はホトンド一致するのだが、生活保護を全く認めず、高齢者には安楽死を薦める行政になればともかく、「円天」などという馬鹿げた詐欺話を信じてしまう国民が存在する限り、最低限の保証は国がしなければ、日本がとても住み難い国になってしまうと思うからだ。
正しい、資産の運用が出来るプロなど、日本にはそんなに多く存在しない。多少、損得はあるかもかもしれないが、税金である程度の平板化をした方が、より多くの国民が平穏に暮らすコトが可能になり、暴動も起きないだろう。
日本国の赤字だって、イザとなったら日本の国有財産を全て売却するとか、アメリカに対する無利子で預けた莫大なお金だって存在しているのだ。赤字の特殊法人には、多くの黒字子会社が取っ付いていたりするこの国の変な政策を転換する方が先だろう。
ともあれ、日本の国有財産を売却などすると、必ず叩き売りをして、それを転売して儲けるというコトが、過去から存在する。日本郵政もしかりだったというコトが実証されているが、国鉄もそうだったではないか。
要するに、国民にアナウンスされているコトと、実際にはかなりのズレがあるのだとしか思えない。そうでなければ、ホトンド使われない空港などが、莫大なお金を消費して開港するハズがナイではないか。
自民党の時代よりは、多少は解明が進んだと思うが、より無駄を切り捨てて、本当に箱モノよりも国民のタメになる政治をしてくれる政党が、政権を握ってくれるコトを祈って止まない。