現実に聞いた呆れた話の中でも、先日聞いて、久々に完璧に驚いたのが暴走する親の話。
近所に、あまりに理不尽な話をする人が居ると言うので、「世の中には、他人の成功を妬む人が多いですから‥‥」と慰めたら、「そう言えば」と聞かせて貰った話なのですが、思わず『ホンマかいな』とつっこみを入れそうになってしまった。(娘に言わせると、「時々、お母さんは関西スイッチが入るから」とのコトですが)
こんな長野あたりにも、俳優養成学校らしきものがあるんだそうで、その方のお知り合いのお子さんも入ってるそうなんですが、地方にだってチラシ広告のモデルなどの需要はあるワケで、そのお子さんは時々、そうしたお仕事をなさるんだそうです。
で、スゴイのは「なんで、あの程度でしょっちゅう選ばれるのだ」というクレームが、他の俳優養成学校のお母さん方からじゃんじゃん来るのだとか。
「俳優養成学校も大変ですよね。贔屓しているワケじゃなくても、クライアントの希望なんだから、仕方ナイのにそんなコト言われても困りますよね」と言ったら、話がフッと途切れてしまって‥‥
で、よくよく聞いたら、俳優養成学校にクレームが来るんじゃなくて、直接、選ばれたお子さんの家に電話が掛かって来て、母親に対して「あんたの家の子供なんて大したコトがナイのに、なんで選ばれるんだ」という電話が来るのだそうで。
と、聞かされて、しばし、絶句してしまいました。
『へっ? 直接、そんなコトを言う度胸のある人達って、そんなに居るんだ』と思ったら。
「そのお母さんも、最初はかなりショックだったみたいだけど、今はそれなりに強くなって受け答え出来る様になれたって言ってたけど」
はぁ、そうですか。世の中って、妬みといじめが横行しているんですね。
なんだか、とてもついて行けない世界なんですけど。あぁ、くわばらくわばら。