こころのモヤモヤが晴れる本―「自分の感情」整理法
この本の中で、勧めているのが「感情日記」。
一日を朝・昼・夜と時間帯に分けて、いつかを明確にさせ、その横に、どこでという欄を設けて場所を書き、次の欄には何に・誰にというコトで、嫌な思いをさせられた相手なり、対象なりを明確に書きます。
その隣には、どう処理したのか(例えば、我慢したのか、誰かに愚痴を聞いて貰ったのか、無視したのかなど)を書きます。
その次に、他に考えられる処理のしかたを書く欄を設けると、自分のとった行動に対して、客観的に見ることが出来て、感情の整理がつくというモノです。
誰かに話すコトが出来て、鬱憤を晴らせるのであれば、ソレでも良いのでしょうが、時として、誰にも話せなかったり、相手に迷惑を及ぼすのが悪いという様な場合には、自分が読むだけなので、正直に書くことが出来ると思います。
ネガティブな感情が湧き起こるたびにメモし、それを就寝前や翌朝読む習慣をつけると、次第に自分の感情を客観的に眺める力が身についてくる。これが大切なことで、そういう客観的な目が養われれば、感情の整理は自然と上手になる。と書いてあるのを読むと、いわゆるこのブログを毎日書き続けるコトは、幾つかの職業的秘密保持という部分もあるので、全てを書き綴れるワケではありませんが、何か心に残るわだかまりを、変形させてはいるものの、吐き出すコトによって、心が浄化されているのかもしれません。
書くというコトは、心の整理にとても役立つのだと改めて、認識した次第です。