2010年05月12日

日々、殺人が行われる世の中

報道が活発になっているからかもしれないのだけれど、殺人事件の話を聞かない日はナイような現在、どうして皆、平気で殺人に走ってしまうのか‥‥

人はいつから「殺人者」になるのか (青春新書INTELLIGENCE)人はいつから「殺人者」になるのか (青春新書INTELLIGENCE)


複雑な家庭環境と、犯罪を誘発しやすい人物との遭遇、全てコレに尽きる感じです。

となると、親を選んで産まれて来れない以上、犯罪を犯さないでいられるというのは、幸運もあったというコトなのかも。

ともあれ、世の中には殺人者となってしまった方よりも、もっと悲惨な育ち方をした方だってあると思うので、そうした方々と犯罪者を分けたモノは何だったのかと考えると、複雑な気分になります。

要するに、生まれから始まって、「全てのカードが悪かった時に、人は犯罪者になる」というコトが昔から言われてますが、真実なのかもしれません。

ともあれ、あまり暴力的な親に育てられるコト、人生にあまり純粋であり過ぎるコト、その二つはまるで別に見えるのですが、そのどちらもが犯罪に引き寄せられる傾向がありそうです。

「清濁合わせ飲む」という言葉がありますが、人生はそんな悪いものでもナイけれど、良いばかりではナイという現実を、子供達に折りに触れてチャンと言葉で教えておくコト、それが犯罪に巻き込まれたり、加害者にならない最良の方法かもしれません。

全てが「運」とも言えませんが、違う親の元に生まれて来たら‥‥と思う殺人者が多いコトに、改めて気が重くなります。
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この記事へのコメント
極端な思考の持ち主が増えているのかもしれませんね。いいことも悪いこともいろいろあってこそ生きているというものだと思うのですが、極端な思考しかできないとそのギャップでどこか狂ってしまうのでしょうか?
Posted by 鍼医K at 2010年05月13日 00:02
鍼医Kさん、簡単に白黒つけたがる世の中になりましたからね。

人間は、そんなに善と悪にスパッと別れるワケではないのに。
Posted by koyuri at 2010年05月13日 21:55
 
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