2010年05月31日

EPA・DHAで血液サラサラ

五月が終わろうとしてますが、真夏日があったり、高い山では雪が降ったり、梅雨みたいになったかと思うと、晴れの日が続いたりと、今月ほど天気が乱高下した時は無かったかもしれません。

こういう時には、体調が崩れやすいもの。体調を整えるタメには、血液を綺麗にするコトが一番です。

EPA・DHAは人間の体内でつくることができない必須脂肪酸で、血小板が集まってできる血栓を防ぎ、中性脂肪と悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やすなどの働きで血液をサラサラにし、生活習慣病の予防や治療に大きな力を発揮します。

EPA・DHAの供給源は主に魚の脂肪で、脂肪の多い青背の魚が健康食としてすすめられるのは、その含有量の多さからです。

これがおすすめ食材

●さば‥‥青背の魚の代表格ともいえる鯖は脂質が豊富で、その脂質に非常に多くのEPA・DHAを含む、血合いの肉の部分に集中し、量を多くとれるのが利点。ビタミンB群、D、鉄、タウリンなども豊富。

●いわし‥‥冷たい海中にいる魚の脂肪は、固まりにくい不飽和脂肪酸が中心。中でもいわしは特に健康効果が高く、EPA・DHAが多い。皮のすぐ下に集まっているので、丸ごと効率く摂りたい。

●うなぎ‥‥うなぎは代表的な滋養強壮食品で、体の20%を占める脂質には、EPA・DHAが豊富。さまざまな栄養素を含み健康効果抜群だが、脂質の絶対量も多いのでカロリー過多に注意。

じつは、EPA・DHAは酸化しやすく、酸化が進むとガンの原因になるという説もあります。特に青魚は酸化しやすいので、新鮮なものを手早く調理するのが原則です。

さらに、EPAやDHAが酸化するのを防ぐために、抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンEの豊富な緑黄色野菜と組み合わせて摂りましょう。

ちなみに、脂肪の損失を防ぐには、魚をそのまま食べる刺身がおすすめ。煮る場合は薄味にして、煮汁ごと食べるといいでしょう。50%以上が溶け出す揚げ物は、控えたいものです。

というコトですので、血液を綺麗にして六月を健康にお過ごし下さい。
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