2010年06月04日

日本は自由な国ではナイ

と改めて思ったのが、和歌山県太地町のイルカ漁を批判的に取り上げた米ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」の上映中止問題。東京と大阪の2館も中止を決め、東京都内での上映館はなくなったというニュース。

こうした話題を読むと、昭和天皇の大喪の時に大通りの商店に閉店を強要して休ませた出来事を思い出す。

当時、東京に居たのだが、顔見知りの人達に聞くと「閉めたくはなかったけど、ガラスでも割られたら困るから。特に、お客さんに怪我をさせたら‥‥」と話してらした。

思想・信条の自由も、表現の自由も、日本には存在しているハズなのに、いわゆる「業務上威力妨害」が公然と行われる日本に驚きを禁じ得ない。

映画を見てから、「こんなに偏見に満ちた描き方をしている」という発言をしたい人も存在するだろうに。

こういう話を聞く度に、ファシズムの足音が近付いている気がする。

日本国憲法を遵守する気持ちがナイというのは、法治国家ではナイ。

日本は、とても先進国とは言えませんね。
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
国民はもっと賢くならないといけないということなんでしょうね。公共に流されている情報には偏りがあって、踊らされているかもしれないということを知らないといけませんね。
Posted by 鍼医K at 2010年06月04日 23:39
鍼医Kさん、国民が様々な情報の取捨選択が出来てこそ、先進国の証しだと思います。

誰が、恣意的に取捨選択した情報をそのまま信じるというのはマズイですね。
Posted by koyuri at 2010年06月05日 21:54
CUBE字幕なし版を見ました。というより持っています。
意味もなくイルカを殺すあのシーン。
悲鳴を上げるイルカたちの真っ赤な血で海が染められていきました。絶句です。
子どもの頃にイルカの肉を食べる機会がありましたが、子どもの口には合いませんでした。
Posted by 俊樹 at 2010年06月06日 00:38
俊樹さん、少し上の世代の方は、給食にクジラの肉が出たそうです。こちらは缶詰しか食べたコトはありませんが。

ともあれ、人間というのは他の動植物の命を頂いて存在しているのですから、どの動物は良くて、どの動物はダメなどと言えるのかどうかも疑問です。

牛や豚ならイイのかという問題もあったりするので、この問題に対しては軽々しく論じたり、感情論で批判出来るのか、かなり難しい問題だと思います。
Posted by koyuri at 2010年06月06日 14:45
 
にほんブログ村 健康ブログへ