2010年06月18日

ダライ・ラマ来日を報じないマスコミ

「犬が人に噛みついてもニュースにならないが、人が犬に噛みつくとニュースになる」とは良く聞く話だが、朝のラジオでジョージア・コーヒーのCMをやっていて、高いトコに登って降りられなくなった猫を消防が助けるのをニュースとして流すのを皮肉っていた。

北京オリンピックの時に、長野市であった北京五輪聖火リレーで、チベット問題に伴う中国政府への抗議活動の高まりなどを踏まえ、善光寺が出発地を辞退したことをきっかけに善光寺とダライ・ラマ周辺は交流を始め、今回、長野市では、明日は午後2時半から、善光寺本堂で同寺一山の住職らと世界平和を祈る法要を営み、明後日午後2時からはビッグハットで仏教関係者や一般向けの講演会を開催。21日午前に西方寺で大仏の開眼法要などに出席する。

中国のチベットに対する人権問題は、北京オリンピックの時と、ホトンド進展などナイはずだ。

しかし、時流に敏感なマスコミは、既に終わったコトとして、中央では全くと言ってイイほど報道しない。

本当に、全てのニュースが一過性で消費されているのを感じる。

北朝鮮による拉致問題もそうだ。とにかく、思い出した時だけ報道される感じだが、昔から今まで、拉致されっ放しの方々や、御家族の人々だって存在しているのに。

「人権問題は大切だ」というコトは、誰もが知っている。でも、それが制限されて苦しんでいる人々が、この地球上に大勢存在しているコトを、何も出来ないからといって、無関心でいるのはどうだろう。

何時か、自分に問題が降り掛かって来ないとも限らないのだから、少なくとも、一過性で騒ぐのではナクて、何時でも問題意識だけは心の奥底に持っているべきではナイだろうか。

「庶民の人権も大事にして欲しい」と常日頃思い続けているコトこそが、国家に様々なモノを搾取されるコトを防ぐ、第一歩だと思うのだけれど‥‥
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