2010年06月24日

綺麗事を言う人ほど危ない

というコトは、長く生きていると徐々に判って来るもので‥‥

人間というのは、ドロドロした部分もあるというスタンスの人の方が、逆にそんなに汚れなかったりするもの。

ともあれ、政治家の「カネ」に対して騒ぐマスコミが、実は官房機密費を受け取っていたというのは、ブラック・ユーモアみたいなのだが、ほとんどの社は、調査もせずに「ありません」と答えたというのには、開いた口が塞がらない。

しかも、そういう話を追及すると、テレビ局からの仕事依頼が激減し、なくなってきて、機密費の話をされると困るという空気がまん延しているというのだから、何をかいわんやである。

自分に後ろ暗いコトがある人ほど、自分のコトは棚に上げて、他人のアラを探すものだが、そういうのは本当にみっともない。
アメリカではメディア側の警戒心が強く、「2ドルルール」「5ドルル―ル」などの自主ルールが設けられています。300円のコーヒー代程度を超えたら賄賂とみなされる、という感じです。これを破れば完全にメディア界から追放されます。
なんて、言われてしまうと、日本のマスコミの程度の低さにがっくり来る。

言論を金で買収される日本というのは、情けない国だと思う。

今日は、参議院選挙の公示日。

マスコミが全て正しいのではナク、マスコミというのは自分達のフィルターをかけて、放送したりしているのだというコトを、しっかり心に留めておくべきだろう。

前に書いたと思うが、二時間ドラマでは、大スポンサーの自動車メーカーに迷惑を掛けないタメに、自動車を使った殺人事件というのは、プロットと呼ばれるあらすじの段階で、排除されてしまう。

マツダで起きた、秋葉原類似の死傷事件は、模倣犯というコトもあるとは思うが、ある意味テロ行為という恐ろしい無差別犯罪なのに、ニュースを各社見ていると、NHKがトップ・ニュースで流しても、民放は二番目・三番目のニュースにしかならなかった。

事件すら、バイアスが掛かって報道されるのだというコトを、我々は常々心しておかなくてはならないと思う。
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