チームプレーは輝くのだと、今回のワールド・カップに改めて教えて貰った気がします。
日本チームの予想を上回る快進撃もそうですが、やはり前回優勝のイタリアと、準優勝のフランスが揃って1次リーグで敗退したコト。
“ファイナリストの共倒れ”は史上初だというのだから‥‥
南アフリカが高地だったり、サッカー・ボールの回転が特殊というコト、勝負は時の運というコトを差し引いて考えたとしても、ソレは全てのチームが経験しているコトなので、やはり最後はチームとして纏まらなかったというのが、最大の原因かと。
スター・プレイヤーばかり揃えたからと言って、勝てるとは決まらないのだと改めて感じました。
特に、日本対デンマーク戦で、本田選手が二得点目のフリー・キックを遠藤選手に譲ったり、三点目も無理に自分で得点せずに、より確実に岡崎選手にアシストしたのを考え併せると、『自分だけが、脚光を浴びよう』などという邪念はチームの勝利には、本当に不要なのだなと。
無論、誰しも欲は在るのでしょうが、それを上手にコントロールして、チーム全体で協調出来た時に、奇跡とも言うべき活躍ができるのだと感心しました。
今度、勝てたら初めてのベスト8。
パラグアイの壁も厚いとは思いますが、すがすがしい試合を再び見れるコトだけで、充分嬉しいです。
若い人々が、こうした勝利を糧にもっと前向きになって、日本全体が明るくなるコトを祈ってます。