田舎では免許証が無ければ不便というコトは重々知ってますけど、やはり高齢者になり、判断が鈍くなったら返納をすべきなんじゃないでしょうか。
去年の五月、主人の免許が財布と共に盗られたので、再発行の手続きに交通センターに車に主人を乗せて行った時、二人の75歳以上らしきドライバーに認知機能検査を任意で受ける様に薦めていた。
少し離れたトコで眺めていたが、かなり危なそうな感じだったが、一月違いで別に何も法的に止めさせるコトは出来ない時期だったので、何だか注意しただけで免許証は出されていたみたいだったが、心の中で『本当に大丈夫なのか?』という疑問が湧いた。
しかし、無関係の第三者が口を挟むワケにも行かないので、これから五年、事故が起きなければイイがと思いつつ、ジッと見てしまった。
検査を受けた内の約1.9%の一万四千人を超す人が判断力の低下を指摘され、その中で、信号無視など特定の違反を犯し、臨時適正検査の対象になったのは102人。うち28人が専門医から認知症と診断された。また、更新時の高齢者講習で明らかに運転に支障があると判断された142人のうち、11人が認知症との診断を受け、免許を取り消されたというが、大事故を起こしてからではマズイのではないかと思う。
例えば、高齢者に対する健診は、前よりも色々と認知症予備軍を発見しやすくなっているのだから、やはりそういう方々が運転をしているかどうかも合わせて質問して、危なそうだったら警察などと連帯して、免許証の返納を勧めるなどの、認知症ドライバーの発見と、高齢者による自動車事故を未然に防ぐべきではないかと思います。
自動車が無くて不便になったとしても、自分が事故で怪我や死亡したり、無関係な他人を巻き込んだりしたのでは、困ると思うからです。
自動車保険があっても、怪我した人が治るのは大変なコトですし、死んでしまったのでは取り返しがつかなくなります。
家族が止めさせようとしても、老人になると中々言うコトを聞くとは限りません。
やはり、公的なトコが間に入って、一日でも早く危険なドライバーを見抜くコトが、結果的にその人の生命や財産を守るコトになるのだと思います。