2010年07月21日

立場に寄って見方は変わる

ものだなと、つくづく痛感するのが、金賢姫元北朝鮮工作員の来日。

「大韓航空機爆破犯人」という視点から見るのと、「日本人拉致問題」の情報を与えてくれる人という二極から見ると、対応が全く違う。

マスコミでも、どちらの立場を取るかで意見は分かれているし。

それにしても、もし横田夫妻などの立場になれば、何としてでも面会したいだろう。

全く、自分が無関係の位置にいて、他者をあげつらうコトは楽だ。

しかし、他者の気持ちになれば違う。

航空機爆破事件の遺族の気持ちになれば、不満なのも無理はナイ。

だとするのであれば、もう少しひっそりと来日させて、色々なコトを聞いたりするべきだったのではないかと思う。

何も、北朝鮮に対して打つ手がナイ日本としては、どんな情報でも欲しいトコだろうから、日本に招いたのは仕方ナイにしても、マスコミが大騒ぎして話題を盛り上げ、それを逆に非難しているのは変。

ともあれ、金賢姫元北朝鮮工作員が生きていたから、北朝鮮の犯罪だと大韓航空機爆破事件に対して、事実関係が明るみになったのであって、死んでいたならば日本人が爆破したという誤った認識になっていたかもしれない。

要するに、スパイなどの事件はハイレベルの問題なので、あまり騒がすにそっと見守った方が、良い結果が出ると思うのだが、どうしても大騒ぎをマスコミはしたいのだなと思う。

それこそ、国益を考えれば、それはあまり得策では無さそうなのに‥‥
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この記事へのコメント
これについて、今記事を作っております。
資料は届きましたか?
Posted by 俊樹 at 2010年07月22日 23:07
俊樹さんの、斬新な切り口を期待してます。

ちなみに、まだ着いてません。
Posted by koyuri at 2010年07月22日 23:12
戦時中、日本は朝鮮人を強制的に連行して来たことがありましたが、あれも一種の「拉致」のようなものですね。
Posted by 俊樹 at 2010年07月24日 23:16
俊樹さん、今でも日本と北朝鮮は第二次世界大戦を終結する調印をしてナイので、未だに戦中なのだから‥‥という意見すらありますからね。

ともあれ、戦後のツケを全て拉致被害者に押し付けるというのでは、話が通らないんですけども、日本政府の過去を振り返ると、問題山積でおそらく、既にニッチもサッチも行かなくなってますよね。
Posted by koyuri at 2010年07月25日 21:24
 
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