2010年08月28日

日本もしっかりしないと

国際的に後れを取るんじゃないかと思ったのが、こちらの本。

悪夢悪夢


円高による日本での生産現場の崩壊とか、何としてでも生き残ろうとする中国の人々の強い意志を感じる。

中国は、日本の数十年遅れの部分もあるけれど、何と言っても人口が多いので、日本もうかうかしていると、マズイと思わせてくれる。

最近、心掛けて新興国のコトを書いた本を読んでいるのだが、

アジアの隼アジアの隼


こちらの本も、ベトナムの混乱と共に、生きようとする人々の意思を感じる。

日本で自殺者が三万人を超える年が、既に何年も続いているが、要するに、覇気が無くなっているのだろう。

過ぎた上昇志向を求めようとは思わないが、最低でも何としてでも生き抜くという強い意志が日本人から失われつつあるのではないか。

そんなコトを、考えさせられる本でした。(どちらの本も、あまりよく知らない現代のアジアの歴史にも詳しくなれる小説です)
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
経済的に発展し、生活水準が上がるところまで上がって、後は落ちるだけというような感じになってしまっているんでしょうか?将来に希望が持てる環境になればもう少し覇気が生まれるのかもしれませんね。
Posted by 鍼医K at 2010年08月29日 00:04
鍼医Kさん、本当にそうですね。

現状維持でイイやと思っている内に、地盤沈下しているみたいです。
Posted by koyuri at 2010年08月29日 16:16
 
にほんブログ村 健康ブログへ