『もしかして、KY』と思ってしまうのが、連日の出来事。
那覇地検の鈴木亨次席検事は釈放の理由について「我が国国民への影響や、今後の日中関係を考慮した」と述べる一方、船長の行為を「追跡を免れるためにとっさに取った行動で、計画性は認められない」などと述べたそうだが、後半だけならともかく、前半はとても国益を考えるとマズイんじゃないかと。
もし、前半部分のコトを考えたのだったら、拘留延長をしないで釈放すれば良かったのにと考えるのが、普通じゃないのか。
とにかく、前にも書いたが「領土問題は存在しない」などと、言わずに勝てる勝負だからこそ、国際司法裁判所に解決を求めるべき。
したたかな中国の前に、手も足も出ない日本と、国際社会になめられないタメにも。
大阪地検特捜部の問題にしても、スグ判る嘘をつこうとしたり、一体、何を考えているのか。
逮捕された検事は、「エース」と呼ばれて、偽装してでも自分の地位をと思ったのだろうが、在野の考古学者の「神の手」と呼ばれた人を思い出す。
自分を大きく見せようとしすぎると失敗する。
そんな当たり前のコトすら、学校では習わなかったというコトなのかもしれないし、少なくとも勉強の出来るエリートは別格扱いされているから、自分を振り返らずに突き進んで来た結果なのかもしれないが‥‥
前原外相が、国交相だった時、船長を拿捕したコトを称賛したなどというニュースが流れたので、外相就任祝いに中国が難題を吹き掛けて来たのかもしれないが、政府の対応の下手さも目立った気がする。
中国をあなどるコトなく、戦の仕方について書かれた中国の古書でも読んで、勉強すべき。
日本は単なる混血民族を単一民族みたいに考えて、内々でナアナアに物事を済ますコトに慣れていずきるのが問題。
世の中の大半の民族は、領土の境は何もナイ陸続きの人々が多いのだから、過去から領土のタメには、血で血を洗う惨劇をくぐり抜けて来ているのだから、日本の常識など全く通用しないのだと、認識を改めるべきなのに‥‥