日本のマスコミは中国は共産党の独裁だから、言論弾圧をしているとか、反日報道を規制していると、馬鹿にした論調をしている。
しかし、ネットを探れば日本だって、自衛隊を辞めた田母神氏が主導する反中デモや、この前の日曜日に銀座で「検察、検察審査会の横暴を糾弾せよ」という1000人規模があっても、マスコミは黙殺しているのだと知って本当に驚いた。
地方に住んでいたら、世の中の本当の姿など、ネットが無ければ知るコトは出来ないのだろう。
こんな調子だったら、今の時代に二・二六事件などがあっても、一般大衆は知らされないで終わるのではないかと疑心暗鬼になる。
前から、マスコミのだらしなさは知っていたが、それにしても自分達がしているコトを棚に上げて、他国をバッシングするというダブル・スタンダードな姿勢は何とかならないものか。
おまけに戦前の日本とは違うのだからと思っているが、もしかしたら本当に今が戦前になっているのかとも思ってしまう。
今のところ、ネットまでは規制されていないけれど、その内に中国並みになりはしないかと、本当に不安になる。
騙された情報を信じて投票すると、ミャンマーのコトも馬鹿にした感じの論評をしているが、日本とてネット環境に無い、多くの人々の投票行動によって、小選挙区だから、僅差でも投票結果がガラッと変わるコトを思うと、軍事独裁政権とも、五十歩百歩なのかなと思えて来るのだが‥‥