米経済誌フォーブスは、「世界で最も影響力がある人物」のランキングを発表し、中国の胡錦濤国家主席を一位に選んだそうで、胡氏について「世界人口の五分の一に当たる十三億人に対し、ほぼ独裁的な支配力を行使している」と指摘。「欧米諸国の首脳と違い、反体制派を拘束し、インターネットを思いのままに検閲できる」と皮肉まじりに評価したという部分もあるそうだが、少なくとも落ち目の日本との違いが目立つ。
インターネット上に沖縄・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件とみられるビデオ映像が公開されてしまったり、公安のマル秘情報が流れたりと、人心掌握が出来ないのか、それともハッキングされやすいのかは判らないが、どちらにしてもボロボロの日本は、世界に相手にされなくなりつつあるのだろう。
日本の首相はやっとこ27位だというのだが、今回の騒動でそれも疑わしい。
警察は、犯人と間違えて被害者を取り押さえたがタメに、みすみす犯人が殺しやすくするは、事故の捜査は警察よりも素人の奥さんの執念が勝るは、殺人を事故と処理したがタメに新たな殺人を招いたはと、不祥事続き。
おそらくは真面目にやっている人の方が多いとは思うが、それにしても結果責任は免れまい。
おそらく日本人全体のタガがゆるんでいるのだと思う。
中国を貶めるよりもマズ、自らの首を洗って出直す位の、自己批判が出来なければ、本当に日本は没落して行くばかりだ。
他国の悪口を言うヒマがあったら、自国について真剣に考えた方が良い。
建設的な進歩というのは、他人のアラを探すよりも、自分の長所を伸ばそうとする努力と、短所を直そうとする努力からしか生まれない。