「医師の自殺率は、精神科医が一位、麻酔医が二位」と、医師国家試験用の過去の教科書に書かれていたという事実。
それでも、精神科医を目指した著者の、驚くべき本がこちら。
精神科医はなぜ心を病むのか
精神科医の自殺率は、一般人の数倍で、死のうとする人を食い止めるのが仕事であるはずの精神科医が、彼らの何倍も自殺しているという現実。
医者自らが薬漬けになったり、患者の話を聞かずに患者に愚痴ばかり言う医師の存在。
PTSD治療の専門家が、女性患者に診察室で暴力を振るったり、覚醒作用の強い向精神薬「リタリン」の乱発処方が社会問題になっている現在、我々は誰を信じ、どう治せばイイのかという告発の書。
ともあれ、我々みたいな商売でも、患者さんの悪い氣を貰って、上手くそらすコトが出来ないと、寿命を縮めてしまうというコトがあるのですから、精神科医の方々の心労はいかばかりかとも思います。
本日、聞いてびっくりしたのが、お客様が以前行っていたトコでは、どうも新興宗教ポイ感じにハマっていたみたいで、体調が悪いのは「悪行をしているから」みたいに洗脳して、宗教に誘うとしたらしい。
世の中には、人の弱みに付け込む人物というのは、ドコにも存在している様で‥‥
「とりあえず技術が未熟で、全く好転しなかったら、お金はドブに捨てたかもしれませんが、宗教にハマらされなくて良かったかもしれませんよ」と、言うしかナイ感じで。
やはり、誰かに治して貰うという気持ちではナク、自らが治すのだという強い意志を持って、様々な療法や医術を冷めた目で見る必要があるかもしれません。
間違った処方で、泣いて困るのは自分自身なのだというコトを肝に銘じるコトをお勧めします。