2010年11月18日

国内だけに目を奪われていると

大変なコトになるんだろうなという気がします。

日本の中のコップの嵐みたいなモノに対しては、さほど世界は興味など持ってナイだろうし‥‥

ローマ誘拐事件 (1981年)

本日、読み終わった上記の本は、アメリカのCBSのニュース編集者及びニュースキャスターなど様々な経験の後に小説家になったネッド・カーマーという人が書いた本格的国際謀略小説だ。

本国で出版されたのが、1976年というから古い本なのだが、その時代にあっても、ココに出てくるのは当然ながら、中東の国々以外の大国としては、アメリカとソ連と中国である。イタリアは舞台ではあるが。

要するに、そんな昔のの中国の国力はなどと馬鹿にしていても、既に世界の国々の認識として「中国というのは、あなどれない国である」というコトが、存在しているワケだ。そして、現在、それよりもっと強い国力をつけている。

だからこそ、そうした勢力などの台頭を防ぐタメにと「ネット検索最大手グーグルと米中央情報局(CIA)が手を携え、無数のウェブサイトやブログ、ツイッターを監視し、個人やグループ間のつながりを分析。過去のデータから人々の生活パターンなどを探知する人工知能やアルゴリズムの最先端技術を用い、いつ、どこで、何が起きるかなど、未来を予測しようとしている」というのだ。

我々が生きている時代は、最早そういう時代なのだ。

今の政府に期待出来そうもナイというのも事実だろうが、ともあれ、もっと未来志向の政党が出て来なくては、どうにもならない。

無論、だからTPPへの参加などという話では全くナク。

何度も書いているが、世界のこうした状況を考えると、絶対に食料の安全保障は大事だと思うからだ。

日本には、公安などの国内に対しては、それなりの調査部門も存在しているとは思うモノの、国外の様々な組織に対するさほどの諜報機関もあるとは思えない。

アメリカ経由で情報を仕入れるタメには、日本の機関が秘密保持出来るという確信も大事なのだが、尖閣ビデオ問題とか、それに隠されてしまったが大事なテロ情報の流失とか、日本が外国が信用されるとは思えない事態ばかり続いている。

とにかく、日本人の感覚を世界標準に高めるタメには、国外の情報を知る必要性がある。日本が世界にどう扱われているかも含めて。

我々がネットで得るべきなのは、もしかしたらそういう情報なのかもしれない。
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