本当にドロドロしているのだなと改めて思ったのが、こちらの本。
血戦 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京 2 (100周年書き下ろし)
こちらの前作は、TVドラマ化もされたので知っている方も多いかもしれません(ドラマは全然見なかったので、何ともコメント出来ません。小説で先に読んでしまった場合は、大体、ガクッと来るコトが多いので、映画化された場合も躊躇する方なので‥‥)が、マスコミに対する的確な状況分析とかしてあるので、実に考えさせられる本です。
楡周平さんの小説は昔から面白いのですが、最近はかなりリアルな話題になっていて、現実を見る目が養われます。
本当に、このまま行くと次の衆議院選挙では、自民党が再び政権を取るのかもしれませんが、本当にソレで良いのかという気もします。
もう少し、本当の庶民思い方に政治家になって欲しいなんて考えますが、選挙に使うお金も半端な額ではナイでしょうから、簡単には無理かもと現実的になります。
今の日本では、世襲か、有名人になってからか、もしくは神風でも吹かない限り、一般人には選挙で当選など、夢のマタ夢の世界なのかも。
どちらにしても、あまりにスゴイ世界なので、距離を置いていたい世界に間違いないですね。
長野県では、大方の予想通り現知事は浅川ダム容認の方向ですし‥‥何しろ、相手が市長時代に訴訟される様な人でありながら、副知事にまでなった人なので、よりましな選択でしたが、本当なら松本候補に入れたかったと残念で堪りません。
沖縄の知事選的な戦い方を今後も、民主党県連が続けるのならば、この先は投票行動を考え直さなくてはイケマセンし。
ともあれ、続編もありそうな終わり方だったので、そちらを心待ちにします。
小説で、現実逃避したい感じの世の中だから‥‥